小倉百人一首(50)

 50、

君がため 惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな
藤原義孝
 
【歌意】 あなたのためなら惜しくないと思っていた命も?逢うことがかなった今となっては?ずっと長らえたいと思うのです?
 
【作者】 (ふじわらのよしたか) 954~974年 藤原伊尹(ふじわらのこれまさ)の三男。三蹟の一人である藤原行成の父。
 
【説明】 後朝の歌。逢瀬の願いがかなったとたん、自分の心が大きく変わったという。
 
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