天海祐希、心筋梗塞…1週間以上は治療に専念 天海佑希,心肌梗塞—接受为期一周以上的专心治疗

天海祐希、心筋梗塞…1週間以上は治療に専念   天海佑希,心肌梗塞接受为期一周以上的专心治疗

女優、天海祐希(45)が心筋梗塞(こうそく)を発症し、今月6日から都内の病院に入院していることが8日、明らかになった。体調不良を訴えて診断を受けた結果で、症状は軽度と判明。このため、天海は当初、上演中の舞台「おのれナポレオン」の出演続行を強く希望したが、ドクターストップがかかり無念の途中降板となった。大事を取って、1週間以上は安静と治療に専念する。ハツラツとして働きざかりの天海が一体、なぜ?
 宝塚の元男役トップスターで、女優に転身後も颯爽とした姿で教師や刑事など多彩な役を演じてきた天海。保険会社の実施する「理想の女性上司」アンケートで今年4年連続の首位となり、頼れるイメージの彼女を意外な病が襲った。
 天海は先月9日の初日から東京芸術劇場(東京西池袋)で上演中の舞台「おのれナポレオン」(三谷幸喜作演出)に出演。所属事務所によると、今月6日の昼公演後「体がだるい」と訴えたという。また、舞台スタッフから伝え聞いた劇場関係者は「天海さんは6日の公演中、いつもより汗を多くかき、公演後に『胸が痛い』と話していたそうです」と証言する。
 天海はすぐにマネジャーと車で都内の病院へ向かい、軽度の心筋梗塞と診断された。所属事務所によると、過去にも心臓を含め、病気で入院したことはないという。ストレッチで体のケアを怠らず、美しさの秘訣については「よく食べ、よく笑い、よく寝ること」をモットーにしてきただけに、青天の霹靂(へきれき)だったようだ。
 翌7日は休演日で、千秋楽の12日まで7公演(すべて完売)を残すのみとあって、天海は当初、出演を強く要望。しかし、ドクターストップがかかり、そのまま入院、途中降板が決まった。手術の必要はなかったが、1週間から10日の安静を言い渡され、現在は血液の流れを良くする点滴などの治療を受けているとみられる。
 所属事務所は「心臓に負担のかかる仕事や運動をしたことは一切ないんです」と困惑気味。「軽度と診断されたのは幸いでしたが、本人はお客さんや共演者、スタッフに申し訳ないという思いが相当強かったようです」と説明した。代役は、9日の夜公演から宮沢りえ(40)が務める。
 実際、無理なスケジュールは組んでいない。今年は2月から今回の舞台稽古に専念。主演俳優で劇作家、野田秀樹(57)演じるフランスの英雄、ナポレオンの愛人役で、初日から1日1回公演が週4回、2回公演が週2回で、毎週1日は休演日だった。1月から10日間、NHKの紀行番組でスペインロケに行ったが、3月の会見でも元気そのものだった。
 昨年も夏から秋にかけ、フジテレビ系スペシャルドラマ「女信長」(先月放送)や昨年10月期の同局系連ドラ「結婚しない」に主演したものの、ハードなスケジュールではない。関係者が一様に首をひねる中、「目に見えない疲れがたまっていたのか」「ゆっくり治してほしい」と周囲は心配するとともに、温かく見守っている。

難しい言葉

はっしょう【発症】病気の症状が現れること。

こうばん【降板】野球で、投手板から降りること。投手が試合の途中で交代して退くこと

はつらつ【溌剌・溌溂】元気のよいさま。生き生きしているさま。

 

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