ＮＨＫのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の主人公で、松山市出身の軍人、秋山好古・真之兄弟が生まれたゆかりの地にある武道場で、子どもたちが柔道と合気道の稽古始めに臨みました。

      この稽古始めは、今月７日が兄の好古の生まれた日に当たることにちなんで、毎年行われています。松山市歩行町にある、秋山兄弟が生まれたゆかりの地には、当時の家が復元されていて、１０日は、その隣にある武道場に地元の子どもたち５０人が集まりました。子どもたちは、ひんやりとした空気の中で柔道と合気道の稽古に取り組み、元気に受け身の練習をしたり、掛け声を掛けながら、背負い投げや大外刈りといった投げ技を練習したりしていました。このあと、子どもたちは、馬にまたがる好古の銅像の前で、つきたての餅を食べながら、秋山兄弟をしのんでいました。稽古に参加した小学５年生の女の子は「秋山兄弟という偉い人が生まれた場所で稽古ができるのはうれしいです」と話していました。