お手紙文例集193

離婚

今、お手紙を読み終えたところです。御夫婦の仲がそこまでこじれていたとは知りませんでしたので、正直申し上げてびっくりいたしました。
 ○○さんも御存じのとおり、私も○年前に離婚しましたので、○○さんのお気持ちはとてもよくわかります。
 私のケースを書かせていただきますと、そもそも離婚に至った一番の理由は夫とのコミュニケーション不足でした。夫は休日出勤が多く、私も仕事に追われ、生活も気持ちもすれ違ってしまい、気がついたときには修復できない状態になっていました。別れたこと自体に後悔はありませんが、もう少しじっくりと話し合っておけばよかったというのが本音です。もちろん、○○さんには○○さんの事情がおありでしょうし、片方だけの努力でどうにかなる問題ではありませんが、もう一度、話し合いの機会を持たれることをお勧めします。
 目下の争点はお子さんの親権だそうですね。弁護士さんのアドバイスも重要ですが、やはりお子さんのお気持ちが一番大切なのではないでしょうか。当事者同士ですと、どうしても感情的になりがちですので、カウンセラーなどをまじえてお話になるのもよいかと思います。
 私の経験をお話ししましたが、少しはお役にたてましたでしょうか。私でよければいつでも相談に乗りますので、気軽に御連絡ください。よい結論が出ることを心から願っております。
 
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