警报声声 摄魄惊魂

救急車とも、パトカーとも違う。外国からの武力行使があった時に使われる特別のサイレンがある。政府のホームページで聞いてみると、どうにも落ち着かない嫌な音である。めったに鳴らないその警報が、秋田県・男鹿半島の集落で響いた 

 
这是一种有别于救护车和巡逻警车的特别警报声,只是在来自外国的武装侵犯时使用。我在政府官方网站上视听了一下,是一种令人心惊肉跳的厌恶的声音。很少鸣放的这种警报却在秋田县•男鹿半岛的村落拉响了。 
 
3月中旬、政府が北朝鮮のミサイル発射を想定して実施した避難訓練である。サイレンに続いて、「発射された模様。屋内に避難を」とのアナウンスがあった 
 
3月中旬,政府实施了一次设想在北朝鲜发射导弹情况下的避难训练。警报之后还传来了广播声,“已经发射,请在室内避难” 
 
地区の自主防災会長を務める加藤喜正(よしまさ)さん(77)も参加した。ただ、普段から本番さながらの津波避難訓練に取り組む加藤さんには「訓練のための訓練」にしか思えなかったという。外で掃除する人やバスを待つ人が、目と鼻の先の公民館に逃げ込むという出来すぎた設定。「実際はすぐに逃げる場所もなく、茫然(ぼうぜん)とするしかないのでは」 
 
担任该地区自主防灾会长的加藤喜正先生(77岁)也参加了这次演练。只是在这位曾经组织过应对平时乃至真正海啸袭来时的避难训练的加藤先生看来,这只能认为是一次“为了训练而安排的训练”。诸如室外的清扫人员以及等候公交车辆的乘客立即就近进入公民馆避难之类的规定大大超越了现实。“实际上根本没有可以避难的场所,在场人员只能是茫然不知所措” 
 
都市部での避難訓練は実施されていないが、おとといのミサイル発射では東京の地下鉄が運転を見合わせた。どうも対応にちぐはぐさが拭えない。一体どこまでの危機だというのか。政府の説明は十分とはいえない 
 
尽管在大都市并未实施避难训练,不过前天由于发射导弹的新闻致使东京地铁停止了运营。不知如何应对的印象难以磨灭。危机究竟达到了什么程度?政府的说明并不充分。 
 
一方で目立つのは、北朝鮮を威圧する米軍に追随するかのような自衛隊の行動である。稲田朋美防衛相が、米国の艦船を守る命令を初めて出したという。圧力の前に、北朝鮮の暴発を防ぐための外交は尽くされているのか 
 
反而另一方面,自卫队追随向北朝鲜施压美军的行动倒显而易见。据说,防卫相稻田朋美第一次下达了保护美国舰船的命令。难道为防止北朝鲜迫于压力铤而走险所做的外交努力已经无计可施了吗? 
 
大地震の惨状はときに、爆撃や戦地に例えられる。戦争が自然災害と異なるのは、人間が引き起こすということだ。そして戦争を防ぐのも人間の努力しかない。 
 
大地震后的惨状时常用轰炸以及战场来比喻。战争有别于自然灾害之处即人为发动。而且,防止战争也只能依靠人的努力。 
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