南太平洋のパプアニューギニアで２日正午すぎマグニチュード６．７の地震がありましたが、これまでのところけが人などの被害は入っていません。

アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の２日午後０時１２分ごろ、パプアニューギニアで地震を観測しました。震源は首都のポートモレスビーから北東へおよそ４７０キロ、地震の規模を示すマグニチュードについては当初、６．９としていましたが、その後、６．７に修正されました。また震源の深さも３２．１キロから３４．８キロに修正されています。ハワイにある太平洋津波警報センターは、震源の近くで小規模な津波のおそれがあるとして注意を呼びかけていましたが、今のところ津波は観測されていないということです。また、地元の当局によりますと、今のところけが人などの被害の情報は寄せられていないということです。パプアニューギニアの首都、ポートモレスビーにあるＪＩＣＡ＝国際協力機構のパプアニューギニア事務所によりますと、震源の近く、キンベという町で青年海外協力隊の隊員３人が活動しているということですが、いずれも無事が確認されており、けがなどの被害もなかったということです。