『論語』の衛霊公篇-11

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[白文]11.顔淵問為邦、子曰、行夏之時、乗殷之輅、服周之冕、楽則韶舞、放鄭聲、遠佞人、鄭声淫、佞人殆、 
 
[書き下し文]顔淵(がんえん)、邦を為めん(おさめん)ことを問う。子曰く、夏(か)の時を行い、殷(いん)の輅(ろ)に乗り、周の冕(べん)を服し、楽は則ち韶舞(しょうぶ)し、鄭声(ていせい)を放ちて、佞人(ねいじん)を遠ざく。鄭声は淫に、佞人は殆うし(あやうし)。 
 
[口語訳]顔淵が、国家を統治する方法について質問した。先生がお答えになられた。『暦は夏王朝の暦を採用して、車は殷王朝の輅に乗り、衣服は周王朝の冕の冠をかぶり、音楽は舜帝の韶を舞わせるようにする。鄭の音楽を追放して、お世辞を言って君子を惑わせる佞人を排除する。鄭の音楽は美しすぎて淫靡だし、お世辞を言って取り入ろうとする人間は国にとって危険である。』 
 
[解説]孔子が一番将来を期待していた顔淵が、国家の治め方について質問した章である。伝統主義的な価値観を持つ孔子は、『夏・殷・周の文化・慣習・儀礼』を新たな政治に取り入れることの必要性を説き、国家を混乱させて人心を堕落させる鄭の音楽(享楽主義)や佞臣(汚職・政治腐敗の原因)については排除するようにと教えている。周の礼制に依拠した徳治政治が、孔子の理想とする政治形態であり、ストイック(禁欲的)な孔子は華美な音楽様式や爛熟した享楽の文化などは人心を惑わせるので遠ざけたほうが良いと考えていた。 
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