『論語』の述而篇-01

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[白文]1.子曰、述而不作、信而好古、窃比我於老彭。

 
[書き下し文]子曰く、述べて作らず、信じて古(いにしえ)を好む。窃か(ひそか)に我を老彭(ろうほう)に比す。
 
[口語訳]先生(孔子)が言われた。『陳述するだけで新たに制作しない、古代の教えを信じてそれを好んでいる。そんな自分を密かに老彭になぞらえているのだ。』 
 
[解説]晩年の孔子の基本的な学問への態度を示した部分であり、『学問の教えを述べる(教える)』ことに徹して、『礼制や祭祀を新たに作る』ことからは手を引いているということである。孔子は古代の周王朝の政治体制や礼制を尊重しておりそれを好んでいたのだが、『新たに礼楽を作る』ということは実際的な政治を実施するということである。しかし、この言葉を述べた時期の孔子は政治の一線からは身を退いて、門弟たちの教育に情熱を傾けており、そんな自分を理想的な賢人である『老彭』になぞらえているのである。老彭が何ものなのかについては確定していないが、一説には周の前の『殷の時代』に朝廷に仕えた名宰相(賢哲)・彭祖(ほうそ)のことであるという。
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