过劳问题 亟需改变

米国の会社に転職した日本人ビジネスマンがいた。社員を猛烈に働かせることで有名な会社で、上司はこう述べた。「明日から週6日、1日に12時間ずつ働いてもらいたい。それでいいかな?」。驚いた日本人は「ちょっと待ってください」と言って、続けた。

 
有些日本上班族转职到美国公司上班。在一家以要求员工加班出了名的企业,有位领导如此说到,“明天开始一周上六天班,一天干12个小时。大家有没有意见?” “请等一下”,对此大吃一惊的日本人接着说了下面的话。
 
「私ははるばる日本から来たんですよ。それなのにそんなパートタイムの仕事を任せるなんてあんまりです」(早坂隆著『世界の日本人ジョーク集』)。働き過ぎの日本人をからかう話である。もっとも長時間労働が私たちの気質に由来するわけではなさそうだ。
 
“我来自遥远的日本。让我干这种类似兼职的工作简直不拿我当回事。”(早坂隆著《诙谐故事——日本人在世界》)。这是一则讽刺日本人加班过度的故事。据书中说,长时间的劳动并非源于我们日本人的本性。
 
短めに働き休みも多めに取る欧州に転勤したら、どうなるか。そんな調査が山本勲(いさむ)・黒田祥子(さちこ)著『労働時間の経済分析』にある。日本で週60時間働いていた人の多くが10時間近く労働時間を減らしたという。
 
如果日本人转职去了少干活多休息的欧洲,又是何种情形呢?在山本勋和黑田祥的著作《劳动时间的经济分析》中记录了类似的调查。据说很多在日本一周工作60小时的人到了欧洲后会减少近10小时的劳动时间。
 
欧州に長くいるほど、日本人以外の友人が多いほど、休暇を多く取るようになる傾向もあった。朱に交われば赤くなるというわけか。働き方を改めるのは可能だと教えてくれる。
 
在欧洲待的时间越长,非日本友人越多,就越有多休假的倾向。难道这就是所谓的近朱者赤近墨者黑吗?这个故事告诉我们改变劳动方式是有可能的。
 
政界や経済界で残業を減らそうという声が大きくなってきた。痛ましい過労自殺があった電通では、違法な長時間労働の責任を取って社長が辞任を決めた。おとといの記者会見では反省を込めて「人の時間は無限ではない」との言葉が出た。
 
在政界和经济界,呼吁减少加班时间的声音越来越大。在曾发生过惨痛过劳自杀事件的电通,社长决定辞职以示对违法要求员工长时间加班负责。前天在记者会上,他反省说:“人的时间并非是无限的。”
 
そんな当たり前のことを確認しなくてすむ企業社会を願う。仕事納めを終え、年末年始の休みの方も多かろう。この1年、心のゆとりを削って働いてこなかったか。振り返る時間も持ちたい。
 
希望日本的公司都能清晰地认识到这一常识。很多人结束了工作总结,开始了年末的休假。在这即将过去的一年里,有没有以牺牲心情为代价去工作呢?希望我们也能有回顾的时间。
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