小倉百人一首(21)

 21、 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ちいでつるかな 素性法師   【歌意】 「すぐに行く」とおっしゃったから、私は九月の長い夜を待ち続けたのに、とうとう有明の...
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【牛車】~第二百二十三段

 五月ばかりなどに山里にありく、いとをかし。草葉も水もいと青く見えわたりたるに、上はつれなくて草生ひ茂りたるを、ながながとたたざまに行けば、下はえならざりける水の、ふかくはあらねど人などのあゆむにはし...
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立石寺

原文 山形領(やまがたのりょう)に立石寺(りゅうしゃくじ)と云山寺あり。慈覚大師の開基にして、殊(ことに)清閑の地也。一見すべきよし、人々のすゝむるに依(より)て、尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり...
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小仓百人一首(10)

 10、これやこの、行くも帰るも、別れては、知るも知らぬも、あふ坂の関 これやこの、ゆくもかえるも、わかれては、しるもしらぬも、あふさかのせき    (1)これやこの:「...
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小倉百人一首(46)

 46、 由良(ゆら)のとを わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ恋の道かな 曾禰好忠   【歌意】 由良の瀬戸を渡る船頭が、櫂をなくして行く先もわからず漂うように、私の恋路もこ...
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須賀川

原文 とかくして越行まゝに、あぶくま川を渡る。左に会津根高く、右に岩城・相馬・三春の庄、常陸・下野の地をさかひて山つらなる。かげ沼と云所を行に、今日は空曇て物影うつらず。すか川の駅に等窮といふものを尋...
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白峯 三

現(げ)にまのあたりに見奉りしは、紫宸(ししん)清涼(せいりゃう)の御座(みくら)に朝(おほ)政(まつりごと)きこしめさせ給ふを、百(もも)の官人(つかさびと)は、かく賢(さか)しき君ぞとて、詔(みこ...
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福原遷都(二)

 その時おのづからことの便りありて、津の国の今の京に至れり。所のありさまを見るに、その地、ほど狭(せば)くて条理を割るに足らず。北は山に沿ひて高く、南は海近くて下れり。波の音、常にかまびすしく、塩風こ...
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