ご自身の弱み・短所を教えてください

強みとセットで聞かれることが多い質問ですが、やはり答え方の難しい質問です。自分の弱みをきっちり把握・認識していることは重要ですが、答え方によっては無用にネガティブな印象を与えてしまいかねません。

方法としてよく「短所は長所の裏返し」などと言われることもありますが、必ずしもそうであるとは限りません。「柔軟性があります」を裏返して「一貫性がない」…というのは、考え方としては簡単ですが、ヘタをすればせっかくアピールした長所が「結局どっちなの?」と打ち消されてしまうことも。見方によっては「短所の改善」が「長所の抑制」にもなってしまうのです。
考えかたを変え、「本来こうありたい・理想の自分」を考えたときの、「今の自分に足りないポイント」を弱みや短所として考えてみるというのも手です。もちろん「今後どうやってそれを改善していくのか?」もセットで考えておく必要はあります。
 
POINT 短所のない人間などいません。弱みも含めて自分を正しく理解することから始めましょう。
POINT どうやったら「理想の自分」に近づけるでしょうか?その不足点にヒントが隠されていることが多いものです。
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