日语新闻:浜松で不発弾処理、17日は東海道新幹線47本に遅れ

   戦時中の不発艦砲弾が見つかった浜松市で17日、陸上自衛隊が不発弾を爆破処理する。南区新橋町の海岸に設けた処分壕(ごう)が16日、報道関係者に公開された。

 
  処分壕は深さ約4メートル。砂のうに囲まれた底に不発弾(長さ約1?6メートル、直径約40センチ、重さ860キロ)を置き、畳をかぶせて砂で覆う。さらに高さ6メートルの砂山を築く。
 
  17日午前9時、不発弾が見つかった中区南伊場町のJR東海浜松工場から搬送を始め、同21分に爆破地点に到着。午後2時に爆破させる予定だ。
 
  市対策本部は不発弾を運ぶ間、経路を中心にした半径540メートルの範囲に「避難指示」を出す。対象住民は約3800世帯の約1万人。爆破地点から半径270メートルの範囲は民家はないが、警戒区域として区域外へ退去を命じる。
 
  移送の間、JR線も避難指示区域にかかるため東海道新幹線47本に最大1時間の遅れや東海道線に区間運休が出る。道路にも規制がかかる。問い合わせは対策本部(053?457?2537)へ。
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