小仓百人一首(100)

 100.ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり /順徳院  

(ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なおあまりある むかしなりけり)
 
【現代訳】 
この御所の建物の、古びた軒端に生えているしのぶ草を見るにつけても、 
朝廷のさかえた昔が懐かしく思われて、  
いくらしのんでもしのびきれない程うらやましく思われることだなあ。
※ももしき…「百敷」または「百石城」と書き、多くの石でできた城という意味から,御所のこと。 
※しのぶ草…シダ植物で、水がなくなっても耐え忍ぶ草であり、それが名前の由来でもある。
 
译为:
深宫荒草没,
战乱频仍过。
回念旧繁华,
太息不能绝。
 
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