日语新闻:長崎 軍艦島の新たな写真紹介

 

  かつて炭鉱の島として栄えた、長崎市沖の軍艦島を紹介する資料館がリニューアルオープンし、島がにぎわった当時の写真などが新たに紹介されています。

  長崎市の端島(はしま)、通称?軍艦島は、炭鉱の閉山後30年以上、無人島となっていましたが、おととし、一般の人が上陸できるようになり、荒れ果てた高層の建物など独特の景観を見ようと多くの観光客が訪れています。この軍艦島の歴史を紹介しようと、島の対岸の長崎市野母町に8年前に開設された野母崎軍艦島資料館が、展示している250点の写真の半数を入れ替えて、このほどリニューアルオープンしました。写真は、炭鉱が栄えていた当時のものを中心に、「生活」や「歴史」など新たに4つのコーナーに分けて展示されています。このうち「生活?娯楽」のコーナーでは、ビルに囲まれた公園で女の子がブランコで遊ぶ様子など、当時の島での暮らしを知ることができます。義理の父が軍艦島で働いていたという広島市の63歳の男性は「写真を見ると、父から聞いていたとおり、活気がある島だったと感じました」と話していました。

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