日语新闻:サムスンG 3兆円の投資計画

  韓国最大の財閥、サムスングループは、ことし設備投資と研究開発に過去最高となる3兆円余りを投じる計画を発表し、特に主力産業の携帯電話やテレビのディスプレイなどの分野でシェア拡大を図るため、大規模な投資で先手を打つ姿勢を示しました。
  大手電機メーカー、サムスン電子を中核とするサムスングループが5日に発表したところによりますと、ことしグループ全体の設備投資と研究開発に43兆ウォン余り(日本円でおよそ3兆1600億円)を投じる計画だということです。これは去年よりも20%近く増加し、過去最高となる見通しです。このうち設備投資では、「スマートフォン」と呼ばれる携帯端末や、薄型テレビに使われ、次世代のディスプレイとして期待されている「有機EL」の分野に、去年の4倍近いおよそ5兆ウォン(日本円で3900億円余り)を投じる計画だということで、生産拠点の大幅な強化が図られるものとみられます。サムスングループでは、今回の投資について「将来の成長に向けた原動力となるものだ」としており、主力産業である携帯電話やテレビのディスプレイなど、世界的に成長が見込まれる分野に先手を打って大規模な投資を行うことで、シェア拡大を図る姿勢を示しています。

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