『論語』の憲問篇-44

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[白文]44.子路問君子、子曰、脩己以敬、曰如斯而已乎、曰脩己以安人、曰如斯而已乎、曰脩己以安百姓、脩己以安百姓、尭舜其猶病諸、

 
[書き下し文]子路、君子を問う。子曰く、己を修めて以て敬す。曰く、斯く(かく)の如きのみか。曰く、己を修めて以て人を安んず。曰く、斯くの如きのみか。曰く、己を修めて以て百姓を安んず、己を修めて以て百姓を安んずるは、尭・舜もそれ猶諸(これ)を病めり。
 
[口語訳]子路が君子の心得を質問した。先生は答えられた。『自分の言動を正して、謙虚にすることである。』。子路は更にお聞きした。『それだけのことですか。』。先生は言われた。『自分の言動を正しく修めて、他の君子の人たちを安心させることである。』。子路は言った。『それだけのことですか。』。先生は言われた。『自分自身の徳性を高めて、百姓(一般人民)を安心させる。自分の言動を正しくして百姓を安心させることは、伝説の聖王である尭・舜でも難しいことだったのだよ。』 
 
[解説]君子の心得について質問した子路に対し、孔子は『修身の大切さ』を説き、自分自身の言動の徳性を研鑽しながら『人民の安寧・幸福』を実現することの難しさを語っている。古代中国の伝説の聖王の政治にもつながる儒教の普遍的な目標は、『修身・斉家・治国・平天下』という段階的な自己実現・社会統治の理念に凝縮されている。孔子は、何にも増して己自身の道徳と能力を高めることを重視したのであり、『修身』と『平天下による人民救済』とが合一する地点に理想の政治を見出していたのである。
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