妇女改变 台湾政治

おそらく無理だろうが、やってみる価値はあると考えた。日本の国会にあたる台湾立法院の委員に当選した余宛如さんは、生後6カ月の息子のベビーカーを押しながら初登院しようとした。入り口で制止されたが、大きな話題になった。今年2月のことだ。

 
虽然有点强人所难,但我还是认为有尝试的必要。在日本国会召开之际,当选台湾“立法委员”的余宛如女士,在工作第一天,推着6个月大的儿子来到立法院。但在入口处她被禁止入内,引起了一时的话题。这是今年2月份的事情。
 
「女性が仕事を成し遂げようとするのがどういうことかを知ってほしかった」と彼女は言う。批判も浴びたが、立法院に託児所を作り始めるきっかけになった。大きな企業だけでなく小さな企業にも託児所の設置を求める法改正も動きだし、成立した。
 
她说:“我想知道女性究竟是如何取得事业成功的呢?”虽然她的做法受到了批判,但这却成为了立法院设立托儿所的契机。要求不仅在大企业也在小企业设立托儿所的法律修正案也由此得以推动,并成功通过。
 
台湾の立法委員に女性が占める割合は上昇を続けており、いまは38%である。女性の議席を保証する仕組みが段階的に進んだのが呼び水になった。2005年からは比例代表の名簿の半数を女性にすることが義務づけられている。
 
在台湾立法委员中,女性所占的比例正在持续上升,现在达到38%。为保证女性议席而设置的政治架构获得阶段性的成果,而这就是一切的起因。从2005年起,女性占比例代表的半数成为了一项硬性规定。
 
女性委員たちは政治文化も変えたという。昼間の交渉とは別に、酒食をともにする裏交渉が台湾政界では盛んだったが、影を潜めるようになった。「もはや女性抜きの政治はない。男性も昔と同じやり方はできなくなった」と別の女性委員、蕭美琴さんは言う。
 
可以说女性委员改变了政治文化。在台湾政界,除了白天的交涉之外,伴随吃喝的内幕交易盛行,但现在却有了减少的趋势。另一位女委员萧美琴说,“现在,政治已经离不开女性了。男人们已经无法用同样的方法干事了。”
 
日本の植民地を経て国民党による戒厳令の時代が長く続いた。民主化はここ30年ほどの動きながら、女性の政治参加の歩みの速さには目を見張る。公営保育所の不足など日本と同じ課題を抱えながらも、前へ進もうとの勢いがある。
 
经历了日本殖民地时代后,台湾又在国民党戒严令下熬过了很长一段时间。虽然民主化运动只是近30年的事情,但其女性参政的进度有目共睹。虽然其和日本一样存在国营托儿所不足等问题,但台湾却表现出了积极解决的姿态。
 
女性国会議員が衆院で9%、参院で21%の日本である。足踏みしている間に周りの風景は大きく変わっている。
 
在日本,女性议员在众议院只占9%,参议员则是21%。在原地踏步的同时,周围的风景正在发生巨大的改变。
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